ファースの性能

ファースの家とは

温度・湿度・空気清浄・空気の流れの絶妙なバランス。
快適さに必要な機能を徹底して追及した、高機能「健康住宅」。

「ファースの家」は、住む人が健康で快適に過ごすために最適な温熱環境を意識した住宅です。
冬は暖かく、夏は涼しく、心地よい湿度を保つために大切な4つの要素 ”温度/湿度/空気清浄/空気の流れ”の絶妙なバランスを維持できるような、独自の仕組みがあります。
さらに、気密・断熱性能が高いため外気の影響を受けず、調整した環境をしっかりキープ。使用するエネルギーの削減を目指し快適に暮らせる”省エネ性能”にも優れます。
住む人を朗らかで健康に、新築のときと同じ快適さのままで長く安心して住める家を実現し、環境にも配慮した、高機能な「健康住宅」です。

空気の流れによって、快適で健康な空気が、人と家へ。

住宅内部のさまざまな箇所に設置した専用部材の数々によって、温度/湿度/空気の質が調整された空気が、独自に開発した「健康空気循環システムAIキット」 によって作り出す空気の流れ(動画参照)によって、住宅内部のすみずみまで行き渡ります。

ファース工法の実例写真

ファースボードK(外側)

外側からの熱損失を低減する、硬質ウレタンフォームの断熱ボード。

エアクララ(内側)

断熱と気密を同時に実現。経年劣化しにくく、厚吹き加工も可能。

ファース専用サッシ

日射を取得するか、遮断するか。寒冷地、温暖地、それぞれの地域事情を考慮。

AIキット

天井裏から床下に空気を送り込む際に生じた気圧差で、壁内通気層を通じて空気が上昇。

ファースシリカ

住宅内の空気をきれいにし、人が快適と感じる湿度に調湿します。

茅葺き屋根の調湿性能を参考に

日本の住宅の平均寿命は、30年と言われています。しかし、日本には住めば住むほど愛着が沸き、100年も200年も長い期間に渡って住み続けられた家がありました。
それは、昔ながらの「茅葺き屋根(かやぶきやね)の家」です。
家屋内の湿度や木材・壁材の含水量を自然に調整する、日本の気候風土にフィットした”水分をコントロールする性能”に着目し、現代に合った形で住宅建設に活かせないか考えたのが、「ファースの家」開発のはじまりです。

ファース工法だから出来る、6つの特徴

人も家も長寿命で、環境にも配慮。
強くて、機能的で、優しい、快適な暮らし。

世代を通じて、時代を越えて、日々の暮らしを守り続ける「健康住宅」。強くて、機能的で、優しい、快適な暮らしを実現するため、人と住まいの快適性に必要な要素を、圧巻のパフォーマンスで備えています。

1. 空気清浄

きれいな空気をつくる、しっかりとした換気機能。
「熱交換式換気扇」により、外気を天井裏から室温に近づけて取り入れ、壁内通気層を上昇しながら、クリーンな空気が家全体を循環します。加えて床下に敷設した自然素材の「ファースシリカ」がホルムアルデヒドやタバコの臭い、有機系ガスの汚染物質を吸着し、シックハウスなどの問題を低減。

2. 調湿機能

健康と家の構造体を守る、耐久性・調湿機能。
「ファースの家」は、健康空気循環システム「AIキット」と、床下に敷設した空気清浄調湿剤「ファースシリカ」の2つの組み合わせにより、病原菌が発生しにくい湿度を保つようにします。空気中の湿気が高いときには水分を貯め込み、乾燥時には排出する調湿力があります。季節に関係なく、適度にうるおいのある快適な状態を保つようにします。家がじめじめしないことで、構造体の腐食も防ぎます。

3. 高気密・高断熱

冬は暖かく・夏は涼しく過ごすための、高気密・高断熱。
まるで魔法瓶のように室内温度をキープするのはもちろん、「ファースの家」は、壁の中の断熱材が経年劣化しにくく、外壁と接する柱などの木材からの熱損失を軽減する方法として、内外ダブル断熱を採用。外側は「ファースボードK」、内側は現場発泡スプレー方式の断熱材「エアクララ」で、気密と断熱を同時に実現します。また、断熱性能の優れた「専用サッシ(窓)」を採用し、窓からの熱損失対策も万全です。

4. 地震対策

地震の揺れに柔軟に対応。
木造軸組工法などでがっしりと組み上げることにより、一般住宅と同等以上の強度を発揮します。さらに耐震性能を高めるには、構造計算を行い、構造体の強度を高める必要があります。
ファース工法自体には、耐震性能が高いという公的な根拠はありませんが、「ファースの家」の地震における実績として、ファース工法を開発(平成元年)してから起こった数々の大きな地震でも、住宅そのものに被害はありませんでした。

5. 省エネ・エコ

環境や家計にうれしい、省エネ・エコ機能。
湿度調整がしやすい、エネルギー効率が良い、燃焼ガスが発生しない、CO2の排出を抑えるなど、機能面・環境面ともに多彩なメリットがあるエコ電化仕様を採用しています。気密・断熱に優れている「ファースの家」なら、適温適湿※でさわやかな“健康空気”を逃さず、エコ電化ならではのムラのない暖かさや涼しさがすみずみまでゆきとどきます。空調(エアコン)や給湯(エコキュート)には、空気中の熱を有効活用できるヒートポンプ機器を採用しています。
※快適・適切な温度や湿度の感じ方には個人差があります。

6. 冷暖房のランニングコスト

ファースだから可能、効率のよいエアコン冷暖房。
「ファースの家」は、天井裏に設置したエアコンがメインとなり、家全体の冷暖房を行います。高気密高断熱の構造でしっかり守られた建物の壁内に設けた通気層を通り抜ける空気の流れをつくることによって、快適※な温熱環境をつくり、少ないエネルギーをムダなく効率的に使える、コストパフォーマンスに優れたシステムです。
※快適・適切な温度や湿度の感じ方には個人差があります。

ファースの家の光熱費

少ないエネルギーを、効率的に活用する。
冷暖房の使用を制限することなく、快適性も大幅に向上。

「ファースの家」の冷暖房は、天井裏と居室に設置した高機能エアコンと、家全体への換気機能を持つ”健康空気循環システム「AIキット」”、外気や室温を常に確認できる、液晶の「ファースコントロールパネル」の組み合わせで行います。

エアコンは光熱費が高くなると思われがちですが、高気密高断熱で外気の影響を受にくく、換気機能を構築した環境下では、そのようなことはありません。

一気に冷暖房を行おうとするとたくさんのエネルギーを消費するため、近年普及している省エネタイプの高機能エアコンで一度調整した冷暖房の効果をキープし続ける方が、エネルギー使用量を節約できます。

日常生活において冷暖房は必要不可欠であるからこそ、ランニングコストに目を向けることが重要です。月々のわずかな差も長い年月で見ると、家計や生活の質に大きく影響します。「ファースの家」はしっかりとした調湿機能と最小限の冷暖房設備で、快適性の高い温熱環境を実現します。

地震に備える

ファースの家は、地震の揺れにも柔軟に対応。

木造軸組工法などでがっしりと組み上げることにより、一般住宅と同等以上の強度を発揮します。さらに耐震性能を高めるには、構造計算を行い、構造体の強度を高める必要があります。
ファース工法自体には、耐震性能が高いという公的な根拠はありませんが、「ファースの家」の地震における実績として、ファース工法を開発(平成元年)してから起こった数々の大きな地震でも、住宅そのものに被害はありませんでした。

熊本地震調査報告

2016年に発生した熊本地震では⼤きな揺れが繰り返し起こり、震源が熊本市内方面から阿蘇方面にかけて⼤きく移動していることが特徴的。⼤きな揺れが繰り返されたことで、熊本県内を中心に歴史的建造物も含め、特に古い建物が倒壊などの被害を受けている。地震後に降⾬が続き、山間部では地震で緩んだ地盤が崩れるなど災害がさらに拡大した。

震度の大きかった時間帯を時系列化したデータ

※消防研究センターホームページから抜粋

北海道生まれの高性能住宅
「ファースの家」を青森県で建てるなら

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